肉と酒 よしかわ 吉川 忠美(よしかわ ただよし)さん
目に飛び込んでくるのは、見学に訪れた小学生たちの可愛い感想コメント。巨大な地下の冷蔵庫に入り「おいしいお肉は、ここからくるんや」と目を丸くした子ども達の様子が、お店の貫禄を物語っています。
目に飛び込んでくるのは、見学に訪れた小学生たちの可愛い感想コメント。巨大な地下の冷蔵庫に入り「おいしいお肉は、ここからくるんや」と目を丸くした子ども達の様子が、お店の貫禄を物語っています。
2代目の吉川忠美さんは、北陸からはるばる大久保にきて46年。全国の黒毛和牛を取扱い、目利きも優れた初代に惚れ込んで跡を継ぎ、正統の旨さを今に伝えています。「黒毛和牛がうまいのは、農業にも役立てられてきた働く牛やから。筋肉を動かす昔ながらの飼い方のほうが、肉質はいいんです」。
かつては牛1頭の枝肉をかついで冷蔵庫へ。長年、いい肉を選ぶ目を養ってきました。「食欲旺盛で健康な丸々と肥えた大きな牛の肉は、鮮やかな紅色でハリツヤもいい。適度にやわらかく、しっとりと脂ののった霜降りがおすすめです。すき焼きにすれば、たまらなくいいにおい」と、にっこり。
ショーケースでひときわ目立つ「よしかわ自家製炭火焼豚」も人気の味です。「おいしく焼けるようになるまで5年はかかりました」というのは、3代目、弘城(ひろき)さん。「代々継ぎ足してきた甘辛い自家製タレに漬け込んでから、炭火で。焼き加減は日によって違い、天候にも左右されます。火が強すぎたり焼き過ぎたりすると、独特のやわらかさ、ジューシーさが出ない。炭の量や温度管理には気を遣いますね」。焼いて味見して、体で覚えてきたそうです。クリスマスのローストチキンが50ピースも焼ける大型のオーブンも3年前に導入し、自家製のローストビーフやサラダチキンなどが次々とお目見え。JA直売所でも評判となり、わざわざ本店に訪れるファンもいるほどです。
惣菜や揚物は女将と若女将で切り盛りする立ち呑みのおつまみとしても人気。揚物は作り置きせず、注文を受けてから揚げたてを提供する昔ながらのスタイルを貫いています。2世代のご夫婦が、あったかい気持ちをこめる「おいしいもん」から目が離せません。
- ①良い肉をお求めやすい価格で提供する、お肉のプロ
- ②焼豚、揚物の味わいにこだわり、手間暇かける
- ③大型オーブンによる新メニューでファン層を拡大
2018年10月現在
肉と酒 よしかわ
明石市大久保町駅前1丁目9-12
TEL 078-936-0030
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前号掲載いかがでしたか?
No.15 大久保中央不動産さん その後.....
前号でもお知らせしたとおり、大久保中央不動産さんはこの夏、リニューアルオープンしたばかりです。「左隣へと移転してスペースが広くなり、雰囲気も一新。なじみのお客さんからは、驚かれています」と今田さん。「きれいになったね」「落ち着く感じ」といった、うれしいリアクションがあるそうです。行政書士と
宅地建物取引士の資格をもつ息子の貴博さんと本格的にタッグを組み、ますます気合いが入っています。
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