はいの 灰野 民子(はいの たみこ)さん
![真の「きれい」を永遠に](/img/cont-genki1611_01.jpg)
![真の「きれい」を永遠に](/img/cont-genki1611_13.jpg)
和洋の装いを取り揃える店「はいの」には、ひときわ目を惹く灰野民子さんデザインの着物リメイクコーナーがあります。その主役はエンディングドレスです。
![振袖が華麗なエンディングドレスに](/img/cont-genki1611_02.jpg)
![着物リメイクのブランド「花ごろも」。着物をアレンジし、個性的なアイデアでバラエティ豊かな一点ものに仕立てる。手がけたオーダーは、20年間で600点以上にものぼる](/img/cont-genki1611_14.jpg)
![](/img/cont-genki1611_03.jpg)
![](/img/cont-genki1611_04.jpg)
和洋の装いを取り揃える店「はいの」には、ひときわ目を惹く灰野民子さんデザインの着物リメイクコーナーがあります。その主役はエンディングドレスです。
「最初は入院した母へのプレゼントでした」。似合いそうな振袖を選んでリメイクしたところ、誰もが口を揃えて「まあ、きれいやわあ」。病院暮らしが華やぎ、のちには葬儀の悲しみさえ和らぐほどだったといいます。「生前おしゃれが好きだった母。エンディングドレスを身にまとった姿を皆さんにほめられ、きれいに旅立つことができました」
![エンディングドレスは肌が適度に隠れ、襟元が華やかで顔が映えるデザインに。着せやすいように袖付を大きくとるなど、細やかな気遣いも忘れない](/img/cont-genki1611_15.jpg)
![](/img/cont-genki1611_05.jpg)
![](/img/cont-genki1611_06.jpg)
着物リメイクは、20年ほど前から。たとえば訪問着と丸帯でドレスを。大島紬はコートに。
「体型の違う母娘でドレスを共用したい」「結婚式と普段の外出の両方に着たい」といったリクエストにも応えます。楽しみながらつくっていることが伝わってくる、魅力的な仕上がりばかりです。
![大島、結城、紬、ちりめん、絞り...生地の持つ特性を熟知しているからこそリメイクならではの斬新な提案ができ、洋服としての完成度や着心地も実現できる](/img/cont-genki1611_16.jpg)
![](/img/cont-genki1611_07.jpg)
![](/img/cont-genki1611_08.jpg)
豊岡の高校を卒業後、芦屋の「田中千代服装学園」で裁縫を学び、服飾デザイナーを経験。
結婚後はご主人の両親が営む「はいの」で、日々の接客はもちろん、有名な染色作家を招くイベントを切り盛りしたり、京都での食事付き展示会にお得意さまをご案内したり。「採算度外視で呉服に惚れ込む夫の父が取り引きする問屋さんは、超一流どころばかり。呉服を選ぶ目も、帯や小物を合わせるセンスも教わりました。私たち夫婦も呉服にはこだわりが強く、お客さまが周囲からほめられて気分よく過ごせる、そんな品物をおすすめしてきました」
![のぼり旗をアレンジ、友禅でパッチワーク、絞りをデザインパーツに、大島紬を細いテープ状にして編むなどアイデアは無限。「楽しんで、こしらえてます」](/img/cont-genki1611_17.jpg)
![](/img/cont-genki1611_09.jpg)
![](/img/cont-genki1611_10.jpg)
それだけに最近、価値の高い着物がやむなく手放されたり、たんすで眠っていたりすることが気がかりなのだそうです。
「ご両親はその昔、懸命に貯めたお金で娘さんに着物を用意したことでしょう。その想いをくんで再生できれば」という心意気が着物リメイクの原動力となっています。「今後も生地を慈しんでつくり、身にまとう人が愛おしいと感じる一着を世に送り出したいですね」。
![「はいのさん」の、ここがすごい!](/img/cont-genki1611_11.jpg)
- ①着物に新しい命を吹き込みたいという強い想い
- ②難しい着物リメイクオーダーにも応える情熱と技術
- ③超一流の生地を熟知し、アレンジの工夫も多彩
2016年7月現在
![](http://p-ookubo.com/system/uploads/shop/22_1_1414820504.jpg)
![](http://p-ookubo.com/system/uploads/shop/22_2_1414824145.jpg)
![](http://p-ookubo.com/system/uploads/shop/22_3_1414820504.jpg)
きもの・婦人服・学生衣料 はいの
明石市大久保町駅前1丁目8-5
TEL 078-936-0055
お店について詳しくはこちら
![木村屋 木村 幸男さん](/img/cont-genki1611_12.jpg)
パレットおおくぼの元気人「No.7」 発行のその後...
木村屋さん への取材にて
前回掲載の木村屋木村幸男さんは5月末に大久保商盛会会長に就任されました。配布後間もなく、梅干しに使う昔ながらの日本製の丸い壺(常滑焼)をお探しの方が遠方よりご来店!釣りの帽子をかぶった写真を見たご新規さんとも話が弾みました。また知り合いに網戸の張替を教えて欲しいと講習会を頼まれたり、常連さんにも「見たよ!」と声を掛けて頂き、幸男さんもお母様も大変うれしく「元気をいっぱいもらいました」とのことです。
前回を見逃した方はこちら
パレットおおくぼの元気人「No.7」 発行のその後...
木村屋さん への取材にて
前回掲載の木村屋木村幸男さんは5月末に大久保商盛会会長に就任されました。配布後間もなく、梅干しに使う昔ながらの日本製の丸い壺(常滑焼)をお探しの方が遠方よりご来店!釣りの帽子をかぶった写真を見たご新規さんとも話が弾みました。また知り合いに網戸の張替を教えて欲しいと講習会を頼まれたり、常連さんにも「見たよ!」と声を掛けて頂き、幸男さんもお母様も大変うれしく「元気をいっぱいもらいました」とのことです。
前回を見逃した方はこちら