賀茂鶴 寺本 善孝(てらもと よしたか)さん
できたてアツアツの唐揚げ、いいにおいの肉じゃが、生野菜たっぷりのサラダ。「うちのポジションは、仕事帰りの1軒目。乾杯して、まずはお腹いっぱいになってもらわんと」。
できたてアツアツの唐揚げ、いいにおいの肉じゃが、生野菜たっぷりのサラダ。「うちのポジションは、仕事帰りの1軒目。乾杯して、まずはお腹いっぱいになってもらわんと」。寺本善孝さんは息子の雅彦さんとともに、軽快な手さばきで居酒屋「賀茂鶴」を切り盛りしています。
「オーダーから5分で、大抵のメニューが出せる。混雑しとっても最長10分。よう飲んでよう食べるお客さんばっかりやから、どんどん仕込まんとね」と笑顔。一方でお客さんたちは「ハズれがないから、注文しすぎちゃう。なのに4人で飲んでも1万円いかへん。安い!」とリピート。連日満席になる人気ぶりです。
好景気に向かう1980年、30歳で開業。「週2回通ってもらえる店」というモットーは、昔も今も変わりません。ここで飲んだカップルが結婚して子連れで訪れ、そのうちお孫さんも。
「酔っ払いや騒ぐ子どもは注意する」という気遣いで、どのお客さんにもいい居心地をつくり、クチコミ一筋で人気店の看板を守っています。
メニューは、ほっこりとした家庭料理が大半。とはいえ素材選びと仕込みは、ひと味もふた味も違います。たとえば「鳥ももタタキ」は鮮度のいい朝締めを朝9時から仕込み、薬味たっぷり。
実は有名な割烹料理店に教わった本格派の腕前で、さらに全メニューの実績をデータで蓄積、少しずつ見直すという努力を続けています。「最近はもう定番化して、省けるメニューなんて、ないんやけどね」。200種というメニュー数を、父子で朝から開店直前まで仕込んでいます。
「私は今年で67歳、雅彦が43歳。20歳頃から一緒に店をやってくれているから、ボチボチ任せようかな。私にはこの仕事が、めっちゃ合ってたんです。お客さんが食べてる雰囲気や笑顔で、おいしいかどうか、次も来てもらえるかどうか、わかるのがうれしい。お客さんから勉強させてもらうのが、一番やと思ってます」
- ①4人で1万円弱のプライス! だから、週2回通える
- ②採算度外視、超ボリューム満点! だけども味は本格派
- ③200種というメニュー数を、直ぐ出せるように丁寧に仕込む
2017年7月現在(価格:税別)
酒房・お食事処 賀 茂 鶴
明石市大久保町大窪195-1
TEL 078-935-0101
お店について詳しくはこちら
パレットおおくぼの元気人「No.9」 発行のその後...
しなのや電機さん への取材にて
前回掲載のしなのや電機 藤田義明さん「私の写真が入っているのが珍しいんでしょう、関係者・業者の方も多く持ち帰ってくれました。交通安全協会の事務所に掲示されたのは、ちょっとはずかしかったなぁ」「せっかくのチラシなんで、もっと地域のお客様に届ける手法を考えた方がええんちゃうかな? もっと目に付くとこに配置するとか、お得意さんには手渡しするとか、できることはまだまだありますよね。」とのご意見、勉強になります!
前回を見逃した方はこちら
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しなのや電機さん への取材にて
前回掲載のしなのや電機 藤田義明さん「私の写真が入っているのが珍しいんでしょう、関係者・業者の方も多く持ち帰ってくれました。交通安全協会の事務所に掲示されたのは、ちょっとはずかしかったなぁ」「せっかくのチラシなんで、もっと地域のお客様に届ける手法を考えた方がええんちゃうかな? もっと目に付くとこに配置するとか、お得意さんには手渡しするとか、できることはまだまだありますよね。」とのご意見、勉強になります!
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