しなのや電機 藤田 義明(ふじた よしあき)さん
電気工事というのは、建物が出来上がると見えなくなってしまうんです。なのに、不思議ですね。丁寧に仕事をしていたら、ちゃんと評価されて次の依頼が入りますし、うれしいことに表彰されることもあります
「電気工事というのは、建物が出来上がると見えなくなってしまうんです。なのに、不思議ですね。丁寧に仕事をしていたら、ちゃんと評価されて次の依頼が入りますし、うれしいことに表彰されることもあります」と語る藤田義明さんは、しなのや電機の2代目社長。
官庁、民間を問わず、住宅、施設、工場、店舗などの電気工事を手がけ、工事の予定はすでに半年先まで確定しています。
とはいえかつては震災による影響で県外得意先からの受注激減を経験。そこで若き日の藤田さんは「電気設備の図面を、無償で起こします」と宣言し、マンションなどの工事一式を次々と受注して、社業を盛り返しました。図面作成は知り合いから教わりつつ試行錯誤。夜を徹して仕上げることもあったというガッツの持ち主です。
それからはや40年、社内には県や市から授かった表彰状がずらり。社業が拡大しても、藤田さんが大切にしているのは、社員一人ひとり「やる気」です。
「この仕事は、現場ありき。社員が自ら動きたいという気持ちを高めなければ。そこで私のモットーは、ガラス張り経営。受注状況はもちろん私の給料までオープンにしています」。
また「資格取得で報酬アップ」を制度化し、やる気を応援。会社の評価と社員の自信、両方にプラスですから」。協力業者さんと信頼関係を構築するため、現場にも自らこまめに出かけます。
そんな藤田さんは、地域でも有名人。明石市交通安全協会の会長を6年ほど務め「警察署長の制服を着て、何百人もの警察官を前に、訓示を述べたこともあるんです」と笑う。
兵庫県電気工事工業組合本部理事、地元の自治会長、大久保商盛会の青年部部長なども歴任し...いったい体がいくつあるの? 「いやいや、社交的なのは私より、同じ会社で働く長男です。社員と同じくらい、スキルアップにも努めてますよ」。やる気の輪、次世代にも広がってます!
- ①自らが動き、できることを見つけ、人を応援する
- ②社業はもちろん、地域に貢献する活動にも積極的
- ③自らの給料まで公開し、社員との信頼関係を構築
2016年11月現在
電気工事 しなのや電機
明石市大久保町大窪247
TEL 078-936-2567
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パレットおおくぼの元気人「No.8」 発行のその後...
はいのさん への取材にて
前回掲載の「はいの」灰野民子さん、「この取材をきっかけに、いっぱい元気をもらって楽しみながらお仕事してます」との嬉しいお言葉。お友達やお得意様、身内にも話のネタにチラシを見せながら楽しくおしゃべり!実際にエンディングドレスの話から、着物リメイクやソファカバーのご注文を頂いたり、思わぬところから福が舞い込んでます。このような機会を頂き大久保商盛会の皆様には心より感謝申し上げます。と喜んで頂きました。
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