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大久保昔ばなしは怪獣ファンタジックワールド!vol.1

大久保昔ばなし第1回目  喰ケ池と左巻地蔵

         第2回目  青池の龍


なんともタイトルを見ただけで興味をそそられませんか?
かつて大久保に人喰い池が有り、怪獣が闊歩していたかのよう。

わたしも読む前からドキドキしています。
胸の高まりが抑えられません!

ゴジラ、モスラに負けない怪獣が出てくるかもしれません。
ハリウッド映画を鑑賞するのと同等の感動をもらえるかも?
心して読みたいと思います!


第1回目「 喰ケ池と左巻き地蔵 」


大久保北中の北、大窪と高丘四丁目の間に池が有ります。あまり目に付かない池かも知れませんが、この池の名を喰ケ池(はみがいけ)と言います。この池にまつわる伝説を紹介します。
 昔、大窪村の北に横山とう低い山が有り、狐や狸が住む雑木の山の麓に田畑を潤す大きな池、喰ケ池が有ったそうです。ある日、村人が池のほとりに通りかかった時、突然池の水が舞い上がり、三メートル以上もある大蛇が現れ大きな口を空けて襲いかかって来ました。村人は必死で逃げましたが追いつかれ、あわや呑み込まれようとしたその時、突如、池から地蔵が出現し、大蛇の前に立ちふさがった。大蛇は地蔵に巻き付きもろとも池に消えて行きました。
 九死に一生を得た村人は、一部始終を話し、人々は恩人の地蔵を放ってはおけず、大蛇退治もするために池を総出でさらえました。
大蛇は逃げてしまっていましたが、池の底から地蔵がひきあげられました。地蔵の胴体には左巻きに蛇が巻き付いた跡がくっきりと残されており、人々は改めて感謝をしたそうです。
 村人たちは村の守りとして喰ケ池を見下ろせる横山の頂上に地蔵堂を建てて安置し、左巻き地蔵と呼んで信仰したそうです。
 山の中の地蔵堂に奉納された手洗い鉢、石の香炉には「嘉永二年(一八四九)」が刻まれ、今は大窪の光触寺の門前に新しい祠の中に左巻地蔵が安置され、手洗い鉢、石の香炉も見ることが出来、伝説を間近に感じることができます。


(参考:あかし昔ばなし)

次回は第2回目「青池の龍」につづく。


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